【無料記事】【SBGニュース】なでしこリーグ開幕は7月18日。清水梨紗「キャプテンとして、プレーで全員を引っ張っていきたい」(20.6.2)
■なでしこリーグ6連覇に挑むベレーザ
新型コロナウイルスの影響で、4月6日から活動を休止していた日テレ・東京ヴェルディベレーザは、今日から午前、午後と5つのグループに分かれて全体練習を再開させた。
トレーニング終了後、永田雅人監督、キャプテンの清水梨紗、長谷川唯がオンライン上での囲み取材に応じている。
「自粛期間、各自でトレーニングを行い、なかにはスパイクを履いていなかった選手もいるので、コンディションはややバラつきがありますね。一方、しばらく使われていなかったグラウンドは状態がいい。ここ1、2週間で選手一人ひとりのコンディションを見つつ、開幕に向けて準備を進めていきます」(永田監督)
「夏の開幕ということになり、すごく暑いでしょうけど、自分のプレースタイル的に走ることは非常に大事。キャプテンとして、プレーで全員を引っ張っていきたい」(清水)
「まだ少人数のグループですが、みんなとサッカーができて楽しかったです。久しぶりにスパイクを履いてみると、ボールタッチの感覚が違って難しい。そのあたりはこれから慣らしていければ。自主トレの期間は、筋トレなどフィジカルのメニューをしっかりやれました」(長谷川)
チームの活動がなかった約2ヵ月、永田監督は3月まで行われていた海外リーグの映像の編集に掛かりっきりだったという。ステイホームの期間も、頭のなかはサッカー一色だ。ミーティングで使用する、トレーニングの教材は充分に揃ったことだろう。
今季、エースストライカーを務めてきた田中美南がINAC神戸レオネッサに移籍。さらに5月22日には、10番を背負う籾木結花のOLレイン移籍が発表され、アメリカへと旅立った。
「主力を担ってきたふたりがいなくなりましたが、永田さんのサッカーは誰が出ても同じクオリティを出せるのが特徴。ほかにも能力の高い選手がいて、これからきっと新しい戦力も出てくるでしょう。そっちのほうを楽しみにしてもらいたい」と清水は力強く語る。
本日、日本女子サッカーリーグは、なでしこリーグ1部、2部の開幕を7月18日に決めた。対戦カードやキックオフ時間は決定次第、発表されることになっている。