「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-39[A] アビスパ福岡戦に向けて ~永井監督、新井、山本、奈良輪~(19.11.1)

吸収力の高さは山本理仁の取り得のひとつだ。見て学んだことを生かし、さらに研ぎ澄まされたプレーを見せてくれるだろう。

吸収力の高さは山本理仁の取り得のひとつだ。見て学んだことを生かし、さらに研ぎ澄まされたプレーを見せてくれるだろう。

2日のJ2第39節アビスパ福岡戦(13:00 レベルファイブスタジアム)に向けて、永井秀樹監督、新井瑞希、山本理仁、奈良輪雄太は次のように話した。

MF20山本理仁
――ひとまず故障からの復帰、何よりです。
「トレーニングに合流したのは昨日(10月30日)。今日からはすべてのメニューをこなしています」

――外からチームを見ていて新たな発見は?
「カジくん(梶川諒太)がリベロの位置に入り、ボールがスムーズに動いていたのを見て、勉強になりましたね」

――あのポジションに入る選手のカラーによって、パス回しのリズムやテンポが変化する。チームに与える影響の大きさを感じます。
「カジくんは早く動いて、早くボールを放す。僕や(佐藤)優平さんは何回も横に揺さぶったり、長いボールを使っていくことが多い。そのあたりは大きく違うところかなと」

――昨日のトレーニング、守備側が6つのBOXを分担して守り、それを攻略するセッションで、永井秀樹監督から裏に蹴るタイミングを指摘される場面がありました。
「(小池)純輝くんが裏に抜けて、自分が蹴らなかった場面ですね。止められた瞬間、これは言われるなとわかりました。その動きは見えてはいたんですが、僕にはまた違うアイデアがあって。永井さんはそのタイミングでパスを出すべきだと言い、ひとつの選択肢を明示してくれたと受け取ってます。監督のやり方を飲み込みつつ、自分の考えもきちんと持っていなければダメだと思うので」

――前節の結果、J1昇格の可能性は潰えました。残り4試合をどのように戦いますか?
「やること自体は変わらないと思います。先に向けて、いいサッカーをつくっていくのが大事ですから。目の前の相手に負けない、そして自分のレベルを上げていくことを考え、ひとつずつ大事にやっていきたいです」

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