【マッチレポート】J2-27[H] 大宮アルディージャ戦『内容充実の勝点3』(18.8.5)
2018年8月4日(土)
J2第27節 東京ヴェルディ vs 大宮アルディージャ
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]5,350人 [天候]晴、弱風、気温29.7℃、湿度69%
東京V 2‐1 大宮
前半:2‐0
後半:0‐1
[得点]
1‐0 アラン・ピニェイロ(12分)
2‐0 ドウグラス・ヴィエイラ(45+3分)
2‐1 三門雄大(71分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF4 畠中槙之輔
DF24 奈良輪雄太
MF8 内田達也
MF33 渡辺皓太(81分 李)
MF38 梶川諒太
FW35 藤本寛也
FW7 アラン・ピニェイロ(35分 泉澤)
FW9 ドウグラス・ヴィエイラ(83分 林陵平)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF5平智広。MF16佐藤優平、17李栄直、20井上潮音。FW6泉澤仁、11林陵平)
監督 ロティーナ
■70分までは今季最高の出来
八面六臂の活躍、あるいは大車輪の働き、獅子奮迅の仕事ぶり。人並外れた高いパフォーマンスを指し、比喩的に用いられる表現はいくつかあるが、そのどれもが軽く感じられる。
渡辺皓太のプレーに、これはすごいぞと興奮を覚えた。たとえば、27分のシーン。奈良輪雄太のパスがズレて相手にボールが渡ったところ、渡辺はすぐさまスライディングで奪い返す。そして、前にポジションを取ってパスを受け、倒され、直接フリーキックのチャンスをチームにもたらした。味方のミスを帳消しにしたうえ、マイナスに振れかけた針を一気にプラスまで持ってきた。
12分、東京ヴェルディの先制点の場面でも渡辺は重要な仕事をしている。藤本寛也とのコンビネーションで右サイドに攻め入り、渡辺が動きのキレで三門雄大を出し抜いてセンタリング。これをアラン・ピニェイロがダイレクトで蹴り込んだ。
適時、プレッシングで守備のスイッチを入れ、球際で競り勝ち、セカンドボールを素早く回収。攻めては正確にボールを動かし、持ち上がり、深い位置では仕掛けて決定機を演出。渡辺は中盤の選手において、およそ考えられるすべての仕事をやってのけた。それもこなすというレベルではなく、高いクオリティで、だ。
(残り 1939文字/全文: 2947文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ