「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐27[H] 大宮アルディージャ戦のポイント(18.8.4)

「次は相手に仕事をさせない」と意気込む畠中槙之輔。

「次は相手に仕事をさせない」と意気込む畠中槙之輔。

J2第27節、5位の東京ヴェルディ(勝点42/11勝9分6敗 得失点+10)は、7位の大宮アルディージャ(勝点41/12勝5分9敗 得失点+9)と、18時から味の素スタジアムで対戦する。
前回、アウェーでの戦いは0‐2の敗戦。以降、黒星が3つ続いたことで、暗転のきっかけとなったゲームと記憶される。その雪辱を期す、リターンマッチだ。

■老練な指揮官らしい態度

シーズンの半ばを過ぎ、今日を含めて残り16試合。東京ヴェルディは5位につける。

開幕前、「シーズンが進むにつれ、具体的な目標はついてくるでしょう」とロティーナ監督は言った。まだ早いとはわかりつつ、ひょっとしたらと思って訊いた。目標は輪郭を帯び始めているのだろうか、と。

「目標は変わっていません。チームが成長していくこと。まだ成長できると信じており、取り組んでいる最中です」

答えとしては面白味がない。だが、老練な指揮官らしい態度だと思った。ほっとしたのも事実だ。

田村直也は笑いながら言った。

「周りははっきりしたことを言ってほしいんでしょうけどね。僕らに対しても同じですよ。監督がブレずにいてくれるから、ピッチでのプレーに集中できます」

(残り 789文字/全文: 1372文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ