【マッチレポート】J2-22[H] ファジアーノ岡山戦『イメージの共時性』(18.7.8)
2018年7月7日(土)
J2第22節 東京ヴェルディ vs ファジアーノ岡山
18:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]6,792人 [天候]曇、弱風、気温25.7℃、湿度76%
東京V 0‐1 岡山
前半:0‐0
後半:0‐1
[得点]
0-1 仲間隼斗(59分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF4 畠中槙之輔
DF24 奈良輪雄太
MF8 内田達也
MF33 渡辺皓太
MF20 井上潮音(71分 李)
FW35 藤本寛也
FW16 佐藤優平(58分 アラン)
FW11 林陵平(51分 ドウグラス)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF5平智広。MF17李栄直、38梶川諒太。FW7アラン・ピニェイロ、9ドウグラス・ヴィエイラ、29森俊介)
監督 ロティーナ
■岡山の守備ブロックを崩せず
「今日のゲームに来たくても来られなかった人がいる。岡山は大きな災害があまりないところで、みんな大変な苦労をしていると思います。いまの僕らにできることは、少しでも気持ちが明るくなるニュースを届けるくらいしかない。被害に遭われた方々の負担が、できるだけ小さく済むことを願っています」
そう言ったのは喜山康平。ここ数日、西日本を中心に記録的な大雨が降り、各地に爪痕を残している。平時からプロとしての取り組みに加え、より気持ちの入ったディフェンスの一因ではあっただろう。
シーズン後半のスタート、東京ヴェルディはファジアーノ岡山に0‐1で敗れた。
この日のピッチには、喜山にとって東京Vのアカデミー時代の同期である林陵平がいた。
「ゴール前で仕事をされるのが怖い選手なので、サイドに流れる分にはよしとしました。守備ブロックをつくり、中をしっかり固めて身体を張って守る。ファールぎりぎり、限りなくPKっぽいのもありましたが、最後まで味方と助け合ってディフェンスできた」
一方、ロティーナ監督はゲームをこう振り返った。
「われわれが勝つのにふさわしい試合だったと思います。最低でも勝点1を取れるゲーム展開でした。前半は深さをつくる試みが不充分でしたが、それでも自分たちがコントロールしながらゲームを進めていました。後半はよりゲームを支配し、危険なエリアに入ってチャンスをつくれていましたが、ゴールを奪うまでには至りませんでした」
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