「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-15[A] ファジアーノ岡山戦に向けて ~ロティーナ監督、カルロス、梶川、林昇吾(18.5.17)

イニエスタのことはしゃべらないぜとカルロス・マルティネス。

イニエスタのことはしゃべらないぜ、とカルロス・マルティネス。

5月18日のJ2第15節、ファジアーノ岡山戦(19:00 シティライトスタジアム)に向けて、ロティーナ監督、カルロス・マルティネス、梶川諒太、林昇吾は次のように話した。

FW22カルロス・マルティネス
――友人のイニエスタはどうするつもりなんですかね。※小寺真人通訳兼テクニカルアナリストの合流を待ち、つたない英語で雑談。
「シー」(口にチャックのポーズ)

――彼、ステーキは好きなのかな?
「好きだよ。ハハッ、神戸ビーフね」

――カルロス選手の希望を伝えるなら? チャイナ? ジャパン?
「ジャパン」

――それ、マイケル・ジョーダンのTシャツ。バスケットも好き?
「好き。ルックオンリーだけど」

――あなたが生まれ育ったバルセロナには、バスケのチームもある。
「そうだね。けっこう強い。観戦ということなら、スペーツ全般、何でも好きだな。ゴルフ、テニスも」

小寺通訳、到着。

――前節のレノファ山口FC戦をどう振り返りますか?
「前半はとてもいい戦いができていたが、後半、相手の強いプレーを出してきて苦しんだね」

――カルロス選手の攻撃面の特長はまずまず発揮できているように見えました。
「僕自身は特にボールを持ったとき、自信を持ってゴールに向かうプレーができていた。その点ではチームに貢献できたと思っている。これを続けていくのが大切だ」

――相手に押し込まれる状況を打開するには?
「重要なのはボールを持つこと。こちらがボールを保持し続ければ、相手の攻撃の時間は短くなる。コンパクトな陣形をキープし、全体を前に押し出していくことが大事。それができなければ息が上がるのが早くなり、苦しい状況になってしまう」

――現在、チームは4連敗中です。
「メンタル的につらくなったときは全員で助け合う姿勢を持たなければならない。僕たちはコンパネイロ。仲間だ。また、チームははっきりしたフィロソフィーを持っている。こういう状況では簡単にできることを簡単にやることが重要。シンプルなプレーを心掛け、われわれのサッカーを取り戻したい」

(残り 2525文字/全文: 3458文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ