「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐14[A] レノファ山口FC戦のポイント(18.5.12)

昇格戦線を勝ち抜くために、井林章のさらなる成長は欠かせない。

昇格戦線を勝ち抜くために、井林章のさらなる成長は欠かせない。

J2第14節、9位の東京ヴェルディ(勝点18/4勝6分3敗 得失点+3)は、3位のレノファ山口FC(勝点24/7勝3分3敗 得失点+5)と、15時から維新みらいふスタジアムで対戦する。ここで連敗を止め、再び上位進出の足掛かりをつくれるか。

■前半は失点ゼロで

前節のツエーゲン金沢戦の失点シーンを振り返り、井林章は言った。

「あそこは自分のミス。相手のくさびのパスが打ち込まれる直前、ポジションを1メートル下げた。それでハタ(畠中槙之輔)とのラインにギャップをつくってしまった」

結果、井林のマークする佐藤洸一にラストパスを出され、宮崎幾笑のゴールを許した。

「もし余計なスペースを与えなければ、そもそも斜めのパスコースはなかったし、ラストパスを出されても最後はオフサイドを取れた」

ほんの1メートル。されど、その判断が命取りになる。つくづく、ゴール前は些細な動きが勝負を分けるシビアな世界だ。

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