「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『東京クラシック2018~激突 東京五輪世代~』5月3日(木) J2第12節 FC町田ゼルビア戦 14:00 味の素スタジアム(18.5.1)

攻守のカギを握る渡辺皓太。

攻守のカギを握る渡辺皓太。

■躍動する東京五輪世代

3日、J2第12節FC町田ゼルビア戦(14:00 味の素スタジアム)。『東京クラシック』と銘打たれる一戦だ。リーグ戦の通算成績は東京ヴェルディの3勝1分2敗。昨季は東京Vがホーム、アウェーとも勝利を収めている。

ロティーナ監督は言う。

「今季、とてもよいスタートを切ったチーム。攻撃ではシンプルなプレーを連続で仕掛け、守備はライン間をコンパクトにスペースを消してくる。非常に危険なチームですね。昨年、2勝できたことは今回まったく関係ありません」

東京五輪世代の対決でも注目を集める。東京Vは井上潮音、渡辺皓太、年代別カテゴリーではひとつ下の藤本寛也。町田には平戸太貴、杉森考起がいる。

攻守において存在感を高めつつある渡辺はこう語った。

「平戸くんはキックが巧い。セットプレーでは要注意です。杉森くんはスピードがあって、攻撃の仕事はなんでもできる選手。相手チームに同世代の選手がいるからといって特別意気込むことはないですけど、動向はいつも意識しています。点を取ったと聞けば、自分も負けていられないなと」

2017年6月25日、J2第20節の町田戦、渡辺はプロ初得点をマ-ク。本人もびっくりのヘディングでのゴールだった。

「そろそろ今季2点目がほしい。積極的に狙っていきます」

両クラブの若き才能のぶつかり合いを、どうぞご覧あれ。

当日の天気予報は雨のち曇。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
先週、今週と双方のサポーターが集結し、『東京クラシック』の合同告知活動を実施。また、大宮アルディージャ、ジェフユナイテッド千葉、横浜FCを含む、5クラブ合同プロモーション企画『首都圏バトル5 ‐新たな希望‐』の対象試合でもある。
「前節の大宮戦、1,500人(ビジター側ゴール裏のみ)もアウェーに駆けつけていただけたのは大きな成果でした。次の町田戦の入場者数の目標は6,500人。町田の皆さんには2,000人くらいきてほしい」とクラブ関係者。ホーム側のチケット購入場所でアウェーゲームのチケットを買うことができ、また販売手数料が自クラブの収入になるというのが企画のミソだ。「額としてはそれほど大きなものではありませんが、チリツモ、チリツモです。スタジアムで購入していただくのが、収入としては一番大きい。町田戦の会場では第17節の横浜FC戦のチケットを販売しますので、ぜひそこで」(同)。

●ランド地獄耳●
今季、若狭大志、上福元直人の加入により、ゴルフ部の活動がひそかに活発化している。多趣味、凝り性で知られる井林章は「飛距離はワカくんですね。けっこうな飛ばし屋です。道具に凝るのは自分よりカミのほう。かなり高価なやつを使ってますよ」。一方、上福元は若狭のゴルフに対して「向上心が感じられない」とばっさり。若狭は「向上心はサッカーのほうに100%振っている。自分は練習よりコースを回りたい。そう、ラウンドの男です」と意に介さない様子だった。

 

東京五輪世代の井上潮音。こちらのプロ初ゴールが飛び出るかも。

東京五輪世代の井上潮音。こちらのプロ初ゴールが飛び出るかも。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ