「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】今季、最初で最後の西が丘開催。残券あり!(18.4.19)

その風貌、軽快さ、とても三十路に入っているようには見えない奈良輪雄太。プロになって、初めて西が丘のピッチに降り立つ。

その風貌、軽快さ、とても三十路に入っているようには見えない奈良輪雄太。プロになって以降、初めて味の素フィールド西が丘のピッチに降り立つ。

■ここで点が入らないわけがない

21日、J2第10節水戸ホーリーホック戦(15:00 味の素フィールド西が丘)。今季、最初で最後のサッカー専用球技場での開催だ。

プレーを間近で見られるのはもちろん、選手の息づかいや飛び交う声、ボールを蹴る音、激しいぶつかり合いがリアルに伝わり、迫力満点。サポーターのつくり出す熱狂的な雰囲気と相まって、サッカー観戦の味わいがひと味もふた味も違う。

ロティーナ監督は言う。

「ピッチと観客席の距離がとても近い。したがって、選手はサポーターの熱を感じながらプレーできます。昔はスペインにもああいったスタジアムがたくさんありました。最近の新しいスタジアムは設備が充実した一方、ピッチとスタンドの間にスペースを設けるようになっていますね」

日本サッカー、いにしえの場所。選手にとっても、西が丘のピッチに立つ特別感は大きい。

「懐かしいですね。筑波大の頃はよく試合をやっていましたが、プロになってからは初めて。お客さんがすぐそばにいて、ヘタにバックパスをするとため息がはっきり聞こえるんですよ。逆に、あの空気を味方につければどんどんノッていけます。サッカー専用あるあるです」(奈良輪雄太)

「サポーターの声、雰囲気に後押しされ、自ずと前向きにプレーできるスタジアム。ピッチと近いので、皆さんはくれぐれもボールの行方に気をつけてくださいね。今度こそ点を取る!」(田村直也)

現在、東京ヴェルディは2試合連続のスコアレスドロー。西が丘パワーをもってしてもゴールが生まれなければ、即入院、精密検査行きだ。

西が丘の公式の収容人員は7,258人となっているが、実際は5,000人も入ればパンパンに見える。このキャパの小ささ、しかも今季唯一というプラチナチケットが、信じられないことに残券あり。メインSS指定席、ホーム自由席は完売したが、メインA席(前売り2,800円、当日3,300円)、バックB席(前売り2,600円、当日3,100円)、ビジター自由席(前売り2,100円、当日2,600円)はまだ余裕で間に合う。

当日の天気予報はピーカンの晴れ。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

 

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