「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】TMFC主催 クリスマスチャリティーサッカー教室2017 in多摩市“REMEMBER 3.11”SENDAI(17.12.24)

プロのキックを間近で見る、子供たちのこの顔。

プロ選手のキックを間近で見る、子どもたちのこの顔。

■プロ選手との触れ合いは記憶に刻まれる

23日、多摩市立競技場でTMFC主催「クリスマスチャリティーサッカー教室2017 in多摩市“REMEMBER 3.11”SENDAI」が開催された。「イベントを企画した動機は、故郷の多摩市への恩返しと東日本大震災を忘れたくなかったから」(TMFCの代表を務める田村直也)。

参加者は、少年時代の田村が所属した落合SCの子どもたちをはじめ、約100名。それを21名の現役選手やコーチが迎える。東京ヴェルディからは柴崎貴広、澤井直人、高木大輔(来季はレノファ山口FCに期限付き移籍)、井上潮音が参加したほか、藤吉信次コーチなど数名の指導者が加わった。ベガルタ仙台時代のチームメイトである柳沢敦(鹿島アントラーズコーチ)や武藤雄樹(浦和レッズ)、中島裕希(FC町田ゼルビア)らも駆けつけ、これまで田村の積み上げたキャリアが申し分なく発揮された格好だ。イベントの運営は、東京Vのサポーターを中心に、およそ20名のボランティアスタッフが支えた。

放送・通信技術の発達により、世界的なスーパースターのプレーをいくらでも見られる時代だが、やはりプロ選手と間近で接する機会は格別だ。一緒にボールを蹴り、握手をした感触は、子どもの記憶に深く刻まれる。

「僕がそうでしたからね。小6の頃、地元に浦和レッズがきて、フットサル大会に参加したことがありました。そこで、内舘秀樹さん(浦和ジュニアユースコーチ)にサインをいただいたのを憶えています。初めて選手にもらったサインだったから、特に印象深いです」(田村)

主催のTMFCは、来年以降もイベントを継続していく予定。回を重ねていけば、やがて多摩市の冬の風物詩として定着していくかもしれない。

 

プロ選手のボール回しに、サッカー小僧が食らいつく。

プロ選手のボール回しに、サッカー小僧が食らいつく。

日本代表に選出された三竿健斗(鹿島アントラーズ)は大変な人気ぶり。この日、三竿に話を聞けたのは収穫だった。この成果はいずれSBGでお伝えしたい。

日本代表に選出された三竿健斗(鹿島アントラーズ)は大変な人気ぶり。この日、三竿に話を聞けたのは収穫だった。成果はそのうちSBGでお伝えしたい。

トークショーに参加した高木大輔。来季、山口での健闘を祈る。

トークショーに参加した高木大輔。来季、山口での健闘を祈る。

今季はけがで満足にプレーできなかった南秀仁(モンテディオ山形)。「来年はやりますよ!」。

今季はけがで満足にプレーできなかった南秀仁(モンテディオ山形)。「来年はやりますよ!」と力強く宣言。

田村の高校の後輩である、お笑い芸人「がじゅまる」(オフィス北野所属)のミニライブも。子どもたちとのこの距離感、昭和の紙芝居だ。

田村の高校の後輩である、お笑い芸人「がじゅまる」(オフィス北野所属)のミニライブも。子どもたちとのこの距離感、昭和の紙芝居のよう。

大盛況だったサイン会。手前は武藤雄樹(浦和レッズ)。

大盛況だったサイン会。手前は武藤雄樹(浦和レッズ)。

最後に記念撮影。「今回やってみて、インフォメーションや段取りの部分で反省材料も出たので、次回以降より楽しんでもらえるように整えていきたいです」(田村)。

最後に記念撮影。「今回やってみて、インフォメーションや段取りの部分で反省材料も出たので、次回以降より楽しんでもらえるように整えていきたいです」(田村)。

 

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