「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐41[A] 京都サンガF.C.戦のポイント(17.11.11)

井林章を中心に、きっちり守り切ってもらおう。

井林章を中心に、きっちり守り切ってもらおう。

J2第41節、7位の東京ヴェルディ(勝点64/18勝10分12敗 得失点+13)は、11位の京都サンガF.C.(勝点54/13勝15分12敗 得失点+8)と京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で対戦する。
残すところ2試合、瀬戸際の戦いだ。最終節に望みをつなげるかは、この京都戦に懸かっている。

■ゾーンの守り方の問題

「前節のようにイージーな失点の仕方、不意を突かれる格好の失点はなくさないと。あんな形で点を取られてしまっては相当きつい」

井林章はそう言葉に力を込める。言い方はいつもと変わらず、さらっとしていて力みはない。熱弁は、この人には似合わない。ただ、一つひとつの言葉が立っているとでも言おうか。切実さ、真剣味がこもる。

前節、レノファ山口FCが逆転の口火を切る得点はセットプレーから生まれた。小塚和季のフリーキックに、ニアに走った岸田和人がドフリーで頭を合わせ、井林はそれを見送るしかなかった。あの場面、畠中槙之輔のオウンゴールは責められない。

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