「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】天皇杯-2 ロアッソ熊本戦に向けて ~冨樫監督、ドウグラス、南、平~(2016/09/01)

南秀仁

復調の気配を漂わせる南秀仁。

9月3日の天皇杯2回戦、ロアッソ熊本戦に向けて、冨樫剛一監督、ドウグラス・ヴィエイラ、南秀仁、平智広は次のように話した。

MF11 南秀仁
――1回戦のVONDS市原戦、「中盤の細かいパスワークに絡み、ボールを前に運ぶことはできた。そこのクオリティの高さが自分の特長」と話していました。次の試合、攻撃のイメージは?
「ペナルティエリア付近までは持って行けたので、その先ですよね。どうやって点を取るのか。たとえば、スルーパスで崩したり。次は点に絡む仕事がしたい」

――ドウグラス選手の生かし方はどう考えていますか?
「クロスを入れる形が一番得点の可能性が高そう。アラン(・ピニェイロ)ほどのスピードはないので、裏に抜ける形で決定機をつくろうとするより、シンプルに外からボールを入れてあげたほうがいいのでは。右足に合わせるクロスを」

――90分、延長戦で決着がつかず、PK戦の可能性もあります。
「おれはないでしょ。蹴らせてもらえない」

――昨年のジュビロ磐田戦(J2第39節、0‐3の敗戦)で外したから?
「そうですね、はい」

――先ほど冨樫監督はおっしゃっていましたよ。南は虎視眈々とキッカーを狙っていると。指名されれば。
「まあ、蹴りますね」

――南選手のPKの蹴り方に興味があります。駆け引きは?
「特にないです。相手の動きを見ないし、助走に入るまでコースも決めない」

――キーパーの重心移動を見たり、相手が動くまで蹴らないという人も。
「一切、気にしない。そういう蹴り方をしようと思えばできるけど。ボールに向かって走りだしたとき、今日は右か、それとも左か、真ん中かを決める」

――キーパーと目が合っても平気?
「平気」

――視線でのフェイントを仕掛けたり?
「そういうのはくだらない。自分の蹴ったコースの逆にキーパーが跳ぶのが面白い」

――PKの強さで印象に残るキーパーはいますか?
「シバくん(柴崎貴広)は巧いですよ。練習でもよく止められます」

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