「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【練習レポート】『沖縄キャンプレポ 10日目』トレーニングマッチ vs横浜F・マリノス(2016/01/31)

1月31日、吉の浦公園ごさまる陸上競技場にて、横浜F・マリノスと45分×2のトレーニングマッチを行った。

出場メンバーは下記のとおりだ。

●1本目
GK 太田岳志
DF 大木暁
DF 田村直也
DF ウェズレイ
DF 林昇吾
MF 井上潮音
MF 船山祐二
MF 高木純平
MF 澤井直人
FW 中野雅臣
FW 平本一樹
45分:0‐0

●2本目
GK 太田岳志
DF 大木暁
DF 田村直也
DF ウェズレイ
DF 林昇吾
MF 井上潮音
MF 船山祐二(61分 郡大夢)
MF 高木純平(73分 楠美圭史)
MF 澤井直人
FW 中野雅臣
FW ドウグラス・ヴィエイラ
45分:0‐0

布陣は、いずれも中盤の底に2枚置いた[4‐4‐2]。ゴールマウスに立つ太田は数々の決定機を防ぎ、横浜FMを無失点に抑えた。コーチングの声がよく通る。実績上位のベテラン柴崎貴広に、昨日のニューイヤーカップ、FC東京戦で好守を見せた鈴木椋大。GKのレギュラー争いは激しくなってきそうだ。

1月26日、キャンプに遅れて合流した大木は、ここにきてコンディションが上がってきたらしく、攻守でキレのある動きを披露。得点の可能性が色濃く匂うクロスも数本入れ、ベンチを盛大にどよめかせていた。

最終ラインを統率した田村はパフォーマンスの波が本当に小さい。持ち前の球際の争いの強さで、相手の侵入を阻んだ。

前線に入った中野、中盤の澤井、途中から出場した楠美もナイスファイト。一時的にやや試合が荒れたことで闘志に火がついたか、勇猛果敢に戦いを挑んでいた。

驚かされたのは、井上、林、郡のルーキー三人衆の成長ぶりだ。まさに「実戦こそが最高の練習」(冨樫監督)というべきか、堂々たるプレーで横浜FMと渡り合っていた。男子三日会わざれば刮目して見よ、とはこのこと。井上は華奢に見えて、そう易々とは倒されないボディバランス、体幹の強さを持つ。

キャンプの総括、チームづくりの進捗、誰もが気になる得点力不足の現状については、竹本一彦ゼネラルマネージャーのインタビューを近日中に公開の予定だ。

チームは明日で沖縄キャンプを打ち上げ、東京で開幕まで準備を進めていくことになる。

 

若手の背中がたくましさを増している。

晴れた空。若手の背中がたくましさを増している。

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