大宮花伝

直接対決に完敗。「あきらめていない」選手たちの主張【熊本戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第35節・9月16日(土)18:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/7,692人
大宮アルディージャ 0-3 ロアッソ熊本
【得点者】熊本/52分 松岡瑠夢、75分 オウンゴール、84分 江﨑巧朗

▼あまりにも、お人好しに…

近づけそうで、近づけない。長崎戦のときも書いたけれど、またJ2残留圏の背中が遠のいてしまった。熊本に0−3で完敗し、勝ち点差はより広がって20位になった山口と9差で残り7試合。崖っぷちのギリギリにかろうじて立つ状況だろう。

大宮は本当にお人好しだ。下位直接対決のライバルである熊本に14試合ぶりの白星をあげてしまうのだから…。1カ月以内で仙台に12試合ぶり、長崎に4試合ぶり、磐田に3試合ぶりと続いている。立ち位置を考えれば唖然とする結果が続く。

最下位・大宮VS 20位・熊本の熾烈な戦い。J2残留争いに加わるためにも絶対に負けられない試合は、ここ2戦で固まっていたスタメンに変化があった。小島幹敏は累積警告で出場停止、シュビルツォクはベンチスタート、新里亮と黒川淳史はメンバー外だった。

代わって先発には19試合ぶりの石川俊輝、10試合ぶりの浦上仁騎、8試合ぶりの栗本広輝、4試合ぶりのアンジェロッティが並んだ。原崎政人監督はアンジェロッティの起用について

(残り 2923文字/全文: 3467文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ