大宮花伝

仙台戦の入場者数20%減を発表。カウンターの不具合で“ほぼ満員”の数字を集計し、試合2日後の問い合わせにより発覚【お知らせ&ミニコラム】

試合当日から“疑惑”の声

大宮は6月5日、5月21日にNACK5スタジアム大宮で行われた仙台戦の公式入場数を10,096人から7,909人への訂正を発表。2187人と大幅減となった原因について「数取器(カウンター)の不具合」とし、試合当日に「気付くことができず、集計された数を入場者数として発表」したとしている。

クラブによると、5月23日に入場者数に関する問い合わせがあったことでわかった。「通過者数記録を運営委託会社とともに調査し、全ゲートのうち1ゲートの通過者数記録から2回の時間帯で約1,000名、計約2,000名の異常値を確認」したという。当該ゲートの数取器は3機あり、うち1機から「1カウントで『千の桁』が進む」誤作動があった。そのため「公式入場者数の算出方法等をJリーグと確認し、あらためて算出」。訂正する入場者数については、「デジタル来場履歴、紙チケット半券、ゲート以外の入場者数(VIP、車いす)から算出」した。今後の対策として下記を挙げた。

・すべての数取器の新品への交換。
・試合日当日の数取器の動作確認を実施。
・入場者数集計方法のゲート単位の集計からレーン単位の集計への見直しを実施。
・チケット発券数等と実際に集計した入場者数との照合および、差異を確認できる体制の再構築。

今回の訂正についてクラブは「公式入場者の訂正に至りましたことにつきまして、関係するすべての皆さまにお詫び申し上げます。今後は同様の事象が二度と発生しないよう対策を実行し、再発防止に向けて取り組んでまいります」と謝罪している。

大宮は

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