大宮花伝

うまさ、球際、切り替え…。力量差が招いた完敗【清水戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第11節・4月22日(土)14:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/9,316人
大宮アルディージャ 0-3 清水エスパルス
【得点者】清水/ 20分 乾貴士、56分 カルリーニョス・ジュニオ、87分 神谷優太

▼大抜擢というカンフル剤も…

連敗ストップが懸かったオレンジダービーは、チーム力とクラブ力の差は歴然だった。立ち位置を突きつけられ、試合終了のホイッスルが鳴ると足早にスタジアムを後にするサポーターが目立つ。ゴール裏からは“勝ち点3”コールとブーイングが響き、ホーム無敗のころとは全く違う様相になってしまった。

前J1勢の清水に0−3の完敗。得点者の乾貴士、カルリーニョス・ジュニオ、神谷優太はそれぞれ今季初ゴールで、ちなみに乾は「日本では初めてじゃないか」と話す頭での得点だ。かつ、今季初の連勝という秋田戦に続いて“初物尽くし”を献上し、大宮にとっては今季初の3連敗でうまさ、球際、切り替えでも負けて悔しさしかない。

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