大宮花伝

原博実フットボール本部長/低迷の要因、目指すサッカーなどなどがつまびらかに。補強の最優先事項は…【今季を振り返る・本部長編(上)】

今季、大宮はクラブ史上過去最低順位の19位でシーズンを終えた。霜田正浩前監督体制では18試合で4勝5分9敗の勝ち点17、相馬直樹監督体制では24試合で6勝8分10敗の勝ち点26、合計10勝13分19敗の勝ち点43と不本意な結果だろう。シーズン当初の『J1昇格、常時6位以内』の目標は途中で『J2残留』に下方修正され、リーグ終盤までJ3降格争いに巻き込まれたがなんとか逃げ切った。苦難のシーズンを原博実フットボール本部長が今季を振り返る。

 

話題の選手たちに言及

Q.終盤までJ2残留争いをしました。要因についての分析は。
「スタートダッシュの失敗でしょう。J2というなかなか難しいリーグで9戦勝ちなしという状況で僕がきた訳ですから。それは覚悟していた。最初、それだけ厳しいといろんなこともチャレンジできないし、どうしてもポジティブな考えとかになりにくい。そういうのが最大の要因だと思う。振り返ればやはり去年のシーズンオフの

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