大宮花伝

引退発表の菊地光将が現役最後となる“聖地”でプレー。本人が、指揮官が、かつての仲間が、惜別の思いをコメント【山口戦/マッチレビュー番外編】


※写真は2019年4月分を再掲載

 

かつて大宮のキャプテンマークを巻いた菊地光将が、現役生活最後となるNACK5スタジアム大宮のピッチに立った。山口という対戦チームの選手でありながらメンバー発表の際も、試合後もホームサポーターから温かな拍手が降り注ぐ。どれだけ愛された選手かがよくわかるシーンだろう。菊地は今季いっぱいでの引退を発表しているが、そのプレーは変わらず熱く、まだまだできると確信させるものだった。試合を終えた菊地のほか、2011年の川崎時代の指揮官でもある相馬直樹監督、山口の名塚善寛監督、富山貴光、吉永昇偉、金澤慎コーチの菊地へのコメントをお届けする。

 

富山との対決「こっちくんな(笑)」

【菊地光将】

Q.現役引退発表後の古巣戦となりました。
「ひさしぶりのNACK、ちょっと声援もあったんで懐かしい雰囲気も感じた。でも、しっかり山口のためにプレーしようと思っていた」

Q.試合前は金澤慎コーチ、試合後は相馬直樹監督と挨拶していましたね。

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