大宮花伝

渾身の一発で制した6ポイントマッチ。決勝FKを巡る内幕【相模原戦/マッチレビュー】

■明治安田生命J2リーグ第31節・9月25日(土)14:00キックオフ
NACK5スタジアム大宮/4,552人
大宮アルディージャ 1-0 SC相模原
【得点者】大宮/77分 馬渡和彰

▼指揮官、執念の衝撃采配

ゴール裏で“+3”のフラッグがはためき、スタジアムには太鼓や拍手の“声援”が響きわたる。選手のアップ中に4552人のサポーターが織りなす情景を馬渡和彰は「今日の試合がどれほど大事なのかをきてくれた人たちがあらわしてくれた」と心に焼きつけた。

思いに報いたのは、77分。河田篤秀の突破が相手のハンドを誘い、ゴール正面の好位置でFKを獲得する。ボールの周りにはキック自慢の選手たちが集まったが、自信のあった馬渡は仲間にこう伝えた。

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