大宮花伝

【金澤慎氏の会見全文】大宮のトップ監督が「もちろん目標」。指導者として新生活をスタート【西大宮の巻】

 

昨季をもって現役を離れた金澤慎氏が引退と育成普及本部地域プロデュース部コーチ就任の会見を行った。会見には森正志社長、岡本武行育成普及本部長も同席。緊張した様子の金澤氏は新たにスタートを切った指導者の道への意気込みなどを語った。

 

▼2013年の“ダービー”が「最高の出来事」

【金澤慎氏】

Q.現役生活を振り返って。
「長い期間、大宮アルディージャで、東京ヴェルディは2年間プレーさせていただきました。本当にたくさんの方に支えられてプレーしてきたと実感している。思っていたよりも自分の引退とはいろんな方々にとって思い出のある、自分以上に気になる出来事だったようで、たくさんの方からお疲れ様って言葉をいただきました。こういう性格ですので、静かに一選手として終えていくだろうとは思っていたが、引退を自分以上にいろんな方が思っていてくださったことにすごくびっくりしたというか驚きを感じる毎日でした。プロサッカー選手としてプレーし始めてから試合に出られないときもあったが、すべてがいい思い出。大宮というチームで、出身の地元のチームで、たくさんサッカーをさせてもらったことはあらためて幸せだった。チームでお世話になった部分を、地域やチームを通してサッカーに関わる皆さんに還元できたらなと考えています」

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