「ゼルビアTimes」郡司聡

【大東京書簡】第十三信『頭では分かっていても』郡司(24.7.26)

■新星SB vs 日本代表アタッカー

早いもので初挑戦のJ1リーグも折り返し地点から5試合を消化し、現在は約3週間のサマーブレイク中。この間の過ごし方は“三者三様”ですが、FC町田ゼルビアは7月31日に「天空の城 野津田(町田GIONスタジアム)」でフランスの古豪、スタッド・ランスとの『MACHIDA City Cup 2024(町田シティカップ2024)』を戦います。

こういったいわゆる“華試合”はなかなか位置付けが難しいように見えますが、町田にとっては意義深いもの。少年サッカーの街・町田にホームタウンを構えるゼルビアとしては、夏休み期間中に、町田のサッカー少年・少女たちへ世界のサッカーに触れる機会を作るという意義があります。まさに少年サッカーの街・町田のシンボリック的存在で在り続けるというクラブ理念を体現する試みです。

スタッド・ランス戦を楽しみにしている選手の一人が望月ヘンリー海輝選手。「僕も速いんで」と言ってのけるスピードが伊東純也選手を相手に通用するか。また中村敬斗選手は望月選手にとって、三菱養和SCユースの1年先輩にあたるため、「イケメン」の先輩プレーヤーとの対戦を楽しみにしていました。ぜひ望月選手と日本代表選手のマッチアップを、一つの見どころとしてお楽しみください。

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