「ゼルビアTimes」郡司聡

鈴木準弥「1日1日を頑張る集合体だったことも良い結果を生む要因になった」【検証・シーズンレビュー2023/選手インタビュー①】

選手の肉声で振り返るシーズンレビュー。第1回は夏の移籍市場で加入し、優勝・昇格へのラストピース級の活躍をした鈴木準弥に話を聞いた。

今季最後の爪痕は最終節・仙台戦でのオウンゴール誘発に

▼「もう出し切った。このままシーズン終了でいい(笑)」

――シーズン最後の個人的な爪痕は、オウンゴールの誘発でした。
「正直に言えば(ミッチェル)デュークに合わせたい場面でしたが、狙い通りの質のボールでしたし、運良くオウンゴールという形で決まって良かったです」

 

――早い段階で優勝や昇格が決まった場合は、その後気の緩みが出るものですが、5連勝で終えました。
「それこそが今季の町田の強さを象徴していると思います。相手に勝つために1試合1試合良い準備をすることを追求してきた結果かなと。1日1日を頑張る集合体だったことも良い結果を生む要因になったのでは。昇格を決めた後のツエーゲン金沢戦やレノファ山口FC戦は難しい試合展開になったことは事実です。相手が良かった部分もあるでしょうし、自分たちの勢いが足りなかったかもしれません。

それでもPKを取ったり、オウンゴールを誘発したり、ラッキーな展開を引き寄せていたのも町田らしい展開ですが、徹底しているからこそ、そういう展開に持ち込めたのかなと思います。町田は主に原理原則にもとづいているプレーしていますし、縦に素早く攻撃を仕掛けて全員で守るとか、そういったことをやり続けてきたことが結果につながって良かったです」

 

――せっかくの5連勝ですし、このままシーズンが終わってしまうのは惜しいと思っているのでは。
「プレーオフに進出したり、ギリギリでプレーオフに入れないチームが出てきているのを見ると、一歩間違えれば、自分たちもそういう状況になっていたかもしれません。それでもターニングポイントとなる場面でしっかりと勝ち点を取れたことでそういう状況を回避できました。例えばヴァンフォーレ甲府戦の引き分けやブラウブリッツ秋田戦での勝利とか、そのタイミングで結果が出たのはつくづく良かったなと思っています。個人的にはもう少しアシスト数を伸ばしたかったですが、もう出し切ったので、このままシーズン終了で良いですよ(笑)」

 

――夏の移籍市場で町田にやってきました。あらためて加入の経緯を。
「町田からオファーをいただいた後に黒田剛監督や強化部の方と面談をさせていただきました。

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