妥当な勝者なき結末。知略を尽くした駆け引きの表と裏【ザスパクサツ群馬戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第33節
9月3日(日)19:00キックオフ
正田醤油スタジアム群馬/4,051人
ザスパクサツ群馬 0-0 FC町田ゼルビア
▼数的不利も辞さないプレスワーク
90+5分、風間宏希のシュートをブロックしたルーズボールがボックス内の畑尾大翔の下へ。6分前に絶好機を逃していた畑尾にとって、絶好の挽回機が訪れた。しかし、首位撃破の夢を乗せたシュートは、惜しくも枠外へ。大きなタメ息に包まれた正田醤油スタジアム群馬。渾身のシュートが枠を外れると、敵将の大槻毅監督は頭を抱えたままピッチに突っ伏した。
終了間際にドラマが待ち受けていた群馬とのアウェイゲーム。0−0で土壇場を迎えていた町田にとっては、肝を冷やす場面だったが、狙っていた立ち上がりに先手を奪えなかったことが、試合を難しくした側面は否めない。
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