「ゼルビアTimes」郡司聡

黒田剛監督「前線からタイトに守備に行くことやプレスのハメ方は、われわれのやりたいことができた」+松橋力蔵監督、太田修介【天皇杯全日本選手権・アルビレックス新潟戦/試合後会見コメント+α】

■天皇杯全日本選手権・ラウンド16
8月2日(水)18:30キックオフ
町田GIONスタジアム/3,436人
FC町田ゼルビア 0-1 アルビレックス新潟
【得点者】新潟/90分 小見洋太

藤原優大を送り出す黒田剛監督。新潟戦の総評は?

 

○黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「岡山戦から逆算してのメンバー選定になりました。また3回戦に対戦した横浜FMさんとかなり似通ったビルドアップをしてくるチームに対して、前線からタイトに守備に行くことやプレスのハメ方は、かなり有効にわれわれのやりたいことができたのではないかという総評です。その中で何度も決定機がありました。この競り合った試合で点を取り切るか、しのぎ切るか、その差が結果に表れましたし、最終的に悔しい結果となりました。失点の前にも何本も絶好機はあったので、その決定機を決めなければ、今後のリーグ戦も星を落とすことにつながり、ギリギリの勝負で負けてしまうことにもつながってしまいます。

また足を攣った選手がいました。自分に矢印を向け、90分間走り切れるスタミナをつけることも必要だという戒めを、試合後の選手たちには伝えました。ただチームとして90%はやりたいことをできましたし、試合後の選手たちには結果がついてこなかったことを指摘しましたが、次の岡山戦に向けて気持ちを切り替えて、ベストな状態で臨みたいと思います」

 

–今後J1を目指すにあたって、今回の天皇杯でつかんだ手ごたえはいかがでしょうか。
「相手のビルドアップに対してのハメ方は、3回戦の横浜FM戦と変わらずにできましたし、あとはサッカーのスタイルが違うので、一概には評価しづらいですが、チャンスを作れたという意味に関しては、手ごたえをつかんだこの2試合になりました。ただ精度や質の部分は選手たちが肌感覚で感じたことを日頃の練習や習慣を通して成長につなげるべきことです。まだまだJ1のことは見ていませんが、目の前の一戦に向けて、気持ちを新たにして次の試合の岡山戦に臨みます」

 

–守備で手ごたえをつかんだ一方で課題として残ったことは?
「後半は単純にゴールキックの展開から背後を突かれる場面がありましたし、後半の頭から試合に入った藤原優大が同じような形でやられたことに(チャン)ミンギュとの差を感じました。そうした弱点を克服していくことが、彼の今後の課題になります。CBのけが人も増えた中で、出られる選手たちがやっていくしかないですから、改善できるように取り組んでいきます。

試合を通して、相手がやりたいことに制限を掛けることができましたし、ボールを奪う形からチャンスも作れました。今後については、クオリティーを上げることや、攻撃のバリエーションを増やすことに関しては、時間を掛けながら強化していきたいです」

 

○松橋力蔵監督
–試合の総評について。
「今日の勝利は一つひとつ、選手たちが目の前のゲームに情熱的に取り組んできた結果です。その結果、選手たちがつかんだ勝利ですし、次のステージに向けて、またしっかりと練習に取り組んでいきたいです。町田さんが右サイドを狙っていることは分かっていました。また(ミッチェル)デューク選手が流れる形から、空中戦での2対1の状況を作ってくることも相手は狙ってきてはいましたが、後半の終盤は対応できました。ただもう少し事前に防ぐことができれば良かったです。それでも選手たちは勝負の肝の部分で頑張ってくれましたし、失点を防いでくれたからこそ、最後の最後に勝利という結果をつかみ取ることができました」

 

–決勝点を奪った小見洋太選手について。

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