藤尾翔太／水が合っていた古巣での時間。「そろそろ」から次なるステップへ【徳島ヴォルティス戦／今節のトピック】

■明治安田生命Ｊ２リーグ第18節
５月28日（日）14:00キックオフ
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス vs FC町田ゼルビア

練習での藤尾翔太。最近の取り組みには指揮官も目を細める

▼「何もしていない」

劇的なエンディングの演出家。それが藤尾翔太の役割だった。

土壇場で清水エスパルスを振り切った前節の90+６分。下田北斗からの縦パスを受けた藤尾が左足を振り抜き、相手DFに当たったボールがチャン・ミンギュの下へ。そのこぼれ球をチャン・ミンギュが流し込み、「天空の城野津田」に歓喜の瞬間が訪れた。藤尾が劇的なシーンをこう振り返る。

（残り 1026文字／全文: 1301文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事: 平戸太貴選手（京都サンガF.C.）／中２日での連続フル出場は走行距離トップに。アジア王者に挑んだ結果の爪痕と見せ場【連載・元町田戦士の現在地46／コラム】
前の記事 »: 「隙があればどんどん相手を突いていく姿勢を見せたい」【黒田語録２０２３・アウェイの陣⑩】