「ゼルビアTimes」郡司聡

佐野海舟選手(鹿島)/「町田で過ごした4年間があるから、この鹿島でプレーできている」。トップリーグを席巻する“海舟スタンダード”【連載・元町田戦士の現在地44/コラム】

■明治安田生命J2リーグ第3節
3月4日(土)14:00キックオフ
ニッパツ三ツ沢球技場/10,637人
横浜FC 1-3 鹿島アントラーズ
【得点者】横浜FC/24分 小川航基(PK) 鹿島/9分 藤井智也、38分 鈴木優磨、90+6分 アルトゥール・カイキ

 

【ハイライト/横浜FC×鹿島アントラーズ】

 

新天地・鹿島での現在地とは

▼「遅かれ早かれ代表に入る存在では」

相手のボールをインターセプトしたかと思えば、直後に鋭い縦パスが相手最終ラインの急所を突く。あるいはボールを奪った勢いを逃さず、そのまま推進力を生かしてドリブルで進撃すると、スタジアムの観衆は腰を浮かすように沸き立つシーンが何度もあった。もはや町田サポーターにとっては、おなじみの光景。それでも、佐野海舟の存在を熟知していないファンにとっては、サプライズな光景なのだろう。当の本人も「これが自分の基準だから、過信はしない」といたって涼しい顔をしていた。

(残り 1646文字/全文: 2082文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ