「ゼルビアTimes」郡司聡

沼田駿也/謙遜の得点機演出。「序列をひっくり返す」課題克服への道【蹴中(しゅうなか)瓦版2023/不定期掲載】

かつてのミッドウィーク・コンテンツ【蹴中(しゅうなか)瓦版】が復活。試合のアナザーストーリーを不定期にお届け!

背後への抜け出しと果敢な仕掛けが得点機の演出につながった

▼さりげない主張

前節のザスパクサツ群馬戦、終盤の84分だった。池田樹雷人からのロングフィードを引き出した沼田駿也が対峙した岡本一真に倒されると、直接FKを得た。

FKのポイントに立った選手は髙江麗央と翁長聖。そして22番にキッカーを託した髙江麗央は翁長に対して、「遠くに速いボールを」とアドバイスすると、その通りの軌道がサイドネットに突き刺さった。

“ゴラッソ”で勝負を決めた翁長が表のヒーローならば、FKを獲得した沼田は陰の功労者だろう。ゴラッソを突き刺したことに対しては、

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