「ゼルビアTimes」郡司聡

平戸太貴/ありがとう、“町田のキング”。再会はJ1の舞台で【ゼルビアを去り行く男たち②/短期集中連載】

2022シーズンにおけるチームの全活動が終了し、すでにチームを離れる選手が発表されるなど、サポーターにとっては寂しい時期を迎えている。“出会いがあれば別れがある”。FC町田ゼルビアを去り行く選手たちにフォーカスした短期集中連載。第2回は京都サンガF.C.への完全移籍によりチームを去る平戸太貴にフォーカスした。

最終練習日の平戸太貴。ようやく整ったクラブハウスの環境とも別れを告げた

▼別れの時、再び

今季のチームキャプテンが町田を去るーー。ついにこの時が来た。そう感じるファン、サポーターは一人や二人ではないはずだ。

2019シーズンの途中に完全移籍で町田に復帰した平戸太貴は、サポーターの間では“町田のキング”と称され、近年の町田の象徴となってきた。そんな10番が選んだ新天地は、京都サンガF.C.。今季はロアッソ熊本とのJ1参入プレーオフを制し、来季はJ1・2年目を戦うチームに三顧の礼を持って迎えられることになった。

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