「ゼルビアTimes」郡司聡

平戸太貴「チームはちょっとしたことで歯車が狂うことを痛感したシーズンになった」【検証・シーズンレビュー2022/選手インタビュー②】

選手の肉声で振り返るシーズンレビュー。第2回はチーム主将を務めた平戸太貴に聞いた。

平戸太貴は自分の結果でチームのスタートダッシュを引っ張った

▼「良いメンタルで臨めた序盤戦」

――2022シーズンの戦績は14勝9分19敗勝ち点51。51得点50失点の15位です。この戦績をどう捉えていますか。
「選手たちのクオリティーや3年間やってきたことを含めて考えれば、単純に悔しい、ふがいないシーズンでした」

 

――序盤はスタートダッシュに成功しました。また個人という意味でも目に見える結果を残せていました。
「積み上げてきたことに対する自信もありましたし、昨季は良い終わり方をした中で、プレシーズンの練習試合でも結果を出して良い感触を得ていました。自信を持った中で臨めたシーズンでしたし、それに加えて結果を出せることで序盤戦は良いメンタルで臨めていました」

 

――仙台戦、大宮戦と非常に強度の高い試合ができた中で、翌節の千葉戦のドローから8戦未勝利の停滞期に突入しました。
「得点をしても終盤に追い付かれる試合も多く、最後にやられてしまうこともありました。似たような負け方や引き分け方がある中で、それに対する修正やそういう現象を起こさないためにどうするのか。そういった取り組みを、みんなで合せられませんでした。

(残り 3833文字/全文: 4387文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ