甘美な好成績が招いたパワーバランスの瓦解。“アンタッチャブル”な存在は、なぜ生まれたのか?【ポポヴィッチ監督編②/検証・シーズンレビュー2022⑦】
「3年以内でJ1を目指せるチーム作り」(唐井直GM)を旗印に掲げ、2020シーズンのランコ・ポポヴィッチ体制発足とともに策定した3カ年計画。今季は勝負の年となるラストイヤーだったが、J1昇格レースに本格参戦することなく、15位でシーズンを終えた。1年目の19位を経て、2年目に5位へとジャンプアップした町田の戦績が、なぜ今季はそこまで落ち込んだのか。多角的に分析したシーズンレビューの第7回は、ポポヴィッチ体制のチームマネジメントを中心に検証する。
【シーズンレビュー今後の掲載予定】
・シーズンレビュー編(計4回予定)
・チーム編成編
・ポポヴィッチ監督編※2〜3日間隔で掲載予定
途中出場の選手を送り出すポポヴィッチ監督
▼膨れ上がった指揮官の影響力
就任1年目の19位から、就任2年目には5位へとジャンプアップ。この“甘美なる好成績”がチーム内のパワーバランス瓦解を生む序章となった。
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