「チャンピオンチームを倒すチャンス」。3カ年計画最後の勝利へ、逆算のシナリオは?【アルビレックス新潟戦/マッチプレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第42節
10月23日(日)14:00キックオフ
デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 vs FC町田ゼルビア
フットバレーで勝利し、喜ぶチーム・中島裕希
▼「勝者のメンタリティーを持っていれば…」
今季最終節であるアルビレックス新潟戦を2日後に控えた21日、三輪緑山ベースでは一際選手たちの大きな声が鳴り響いていた。トレーニングの冒頭は3人1組で1チームを形成し、フットバレーを実行。その中には昨季最終節の新潟戦でゴールを奪い、疲労性の腰痛により長期離脱している佐野海舟の姿もあった。また新潟戦は累積警告による出場停止でピッチに立てないドゥドゥが大きな声でチームを盛り立てる。こうしてメリハリの利いたトレーニングはその後、紅白戦に突入した。
実戦練習では新潟の特長を落とし込み、プレッシングのポイントやボールの動かし方などを確認。試合間隔が短いため、アプローチする際の強度は緩和傾向だったが、フィニッシュまで持ち込む形の確認作業も成された。あとは前日練習を残すのみ。チームのストロングポイントの一つであるデザインされたセットプレーの確認作業が、最後の公式戦に向けた主なトレーニング内容となるだろう。
昨季と同じ日程が組まれたシーズンラストの新潟戦。昨季は“5位決定戦”を町田が2−0で制したが、すでに相手はJ1昇格とJ2優勝を決めている。天皇杯王者・ヴァンフォーレ甲府との前節に続くチャンピオンチーム2連戦の第2ラウンド。チームを率いるランコ・ポポヴィッチ監督はこう言った。
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