「ゼルビアTimes」郡司聡

奥山政幸「個々人が勝とうという姿勢を出そうとしている状態で、一つのベクトルになり切れていない」【VOICE】

残り10試合の段階から現在町田は勝利なしの2分6敗。チームの歯車が噛み合わない原因は何なのか。“言語化”に長けた奥山政幸に聞いた。

苦闘するチームの中で選手会長は何を思う

○奥山政幸
ーー栃木戦はチームがどこかチグハグしている印象を受けました。
「個々人が勝とうという姿勢を出そうとしている状態で、なかなかまとまりがないというか、うまく一つのベクトルになり切れていない印象です。チームの流れが良い時には良いリズムでできますが、例えば相手に一つかわされたり、持ち直されると、各々が焦ってしまい、「やらないといけない」という気持ちが強い分も、それぞれでやろうとしてしまっています。ここは引こうとか、大枠でどういうプレーをするかを共有した中で、それぞれの役割を果たすことが大事だと思います」

 

ーー結果が出ていない分も、気持ちが先走っているのでしょうか。

(残り 1030文字/全文: 1404文字)

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