「ゼルビアTimes」郡司聡

鄭大世/たとえ、時代や人が変わっても。かの地に置いてきた“忘れ物”【大分トリニータ戦/今節のトピック】

■明治安田生命J2リーグ第20節
6月5日(日)14:00キックオフ
昭和電工ドーム大分
大分トリニータ vs FC町田ゼルビア

大分アウェイが因縁の地である理由は?

▼「苦渋を舐めさせられた記憶は、消えないけれど」

13年の時は経ったが、現在の昭和電工ドームは鄭大世にとって、約束の地だ。

2009年11月22日。当時の所属先は川崎フロンターレ。首位を走り、初のリーグ優勝もカウントダウンに入る中、降格が決まっていた大分トリニータに0−1で敗れた。初タイトル目前でプレッシャーに苛まれ、本来のプレーを発揮できなかったチームは、最終的に鹿島アントラーズに追い抜かれる形でリーグタイトル獲得のチャンスを逃した。

「ウッチー(内田篤人)が言ってたんですよね。

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