勝ち筋を見い出せなかった「互角の試合」。難局に陥った原因とその打開策は?【ヴァンフォーレ甲府戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第11節
4月23日(土)14:00キックオフ
JIT リサイクルインク スタジアム/5,042人
ヴァンフォーレ甲府 1ー0 FC町田ゼルビア
【得点者】甲府/67分 須貝英大
▼奪えない。崩せない。いたずらに過ぎた45分
90+4分、ヴァンフォーレ甲府のGK河田晃兵がゴールキックを入れると、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。昨季はシーズンダブルだった甲府を相手に0−1。この結果により町田は4戦未勝利となった。
開始1分も経たずに佐野海舟がボールを奪い、そこからヴィニシウス・アラウージョ、長谷川アーリアジャスール、翁長聖とボールがつながる。翁長のクロスはフィニッシュとして完結できなかったが、試合の入りから佐野は攻守両面で重要なボールサイドに顔を出していく。「危ないシーンもありましたし、チームとしては放っておけないことだった」と佐野。このように6番の存在感が際立つ状況は、必ずしもチームとして歓迎できることではなかった。
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