終盤戦に直面した「新しい壁」。そして勝負の最終年へ【短期集中連載/シーズンレビュー2021③】
19位だった2020シーズンから5位へとジャンプアップした2021シーズン。3カ年計画の中間年である2年目は、チーム力の積み上げが好成績に直結するシーズンとなった。集大成の3年目に向かう旅の途中、ポポヴィッチ・ゼルビアはいかなる進化を遂げてきたのか。3回シリーズで振り返る。
相手の堅陣を打ち破る難しさを痛感した終盤戦
▼握って押し込んだ状態でのボリューム不足
10連勝での大逆転昇格へーー。“ラスト10”スタートの試合となったホームでのジェフユナイテッド千葉戦は、3試合連続無失点と堅守を誇る相手の守備網を崩せずワンチャンスに沈んだ。ボールを握って相手を押し込んでも決定打は繰り出せず。頼みのセットプレーも不発だった。前回対戦の千葉はセットプレーから失点をしていたため、それに対するアラート感は最大級。敵陣でのファウル獲得も全体的に少なく、攻め手をなかなか見い出せなかった。
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