「ゼルビアTimes」郡司聡

長谷川アーリアジャスール/町田市立忠生小学校5年生とのオンライン交流会で何を語っていたのか?【上の原便り】

7月14日、町田の長谷川アーリアジャスールが町田市立忠生小学校の5年生のみなさんとオンライン交流を実施した。約20分間、生徒からの質問に応えた長谷川。その一部を紹介するとともに、交流後の取材対応に関しても、一部を公開する。

 

生徒
尊敬している人や憧れの人は誰ですか?
長谷川
チームメートに中島裕希選手と深津康太選手というゼルビアを支えてきた二人がいます。二人とも年齢が高いのに、練習も一生懸命にやるし、後輩にもすごく良い声掛けをしています。チームをまとめるという意味で、良い言葉を掛けてくれますし、姿勢を背中で見せてくれます。二人のことを見ていると、自分も頑張らないといけないと思うので、尊敬しています。ちなみに好きなサッカー選手はジネディーヌ・ジダンです。
生徒
今まで対戦したチームで戦いづらかったのは?
長谷川
今年本格的にJ2でプレーするようになって、技術やテクニックが重要視されるJ1とは強度が違います。J2は球際、フィジカルの強さが必要とされる中、秋田、栃木、水戸といったチームはやりにくさを感じました。
生徒
サッカーの見どころや良いところは何ですか?
長谷川
難しい質問だね…。個人的にサッカーは頭の中の発想を表現できる舞台だと思っています。それを表現できることが魅力です。自分が楽しめないと、見ている人も楽しくないと思うので、自分も楽しみながら、見ている人も楽しんでもらえるようにしています。
生徒
苦手なもの、苦手なことは何ですか?
長谷川
ゴキブリはあまり好きではないかな。あとはジェットコースターが乗れません…。ディズニーランドのジェットコースターならばまだ乗れますが。
生徒
サッカーで絶対に負けないものは?
長谷川
足元の技術には自信を持っていますし、負けない自信があります。小さい頃に「止めて蹴ることが大事だから、基本の練習をやりなさい」とコーチに言われてきました。当時は「なんでこんなつまらない練習をしなきゃいけないんだ。ドリブルやシュートをやりたいのに」と思っていましたが、今になって大事な基礎練習をやってきたことで自分の強みができました。止める、蹴る、ワンタッチのパスの精度は、自分の武器にしています。
生徒
サッカーで悔しい思いをされたらどうしていますか?
長谷川
負けを負けと思わないというか、うまくいかない時でも次に成功するチャンスだと思って頑張っていますし、みなさんにもそうしてほしいです。
生徒
サッカーとはどんな存在ですか?
長谷川
体の一部です。なくてはならない存在というか。サッカーをやってきたことで成長できましたし、いろいろな人とつながりました。また人間性も生まれました。
生徒
最高で何回リフティングできますか?
長谷川
小学校4年生の時に800回、5年生では1800回、6年生では2400回できました。自分はボールに集中しているだけですが、数えてくれた人のほうが大変だったと思います。

【報道陣との質疑応答】

(残り 1711文字/全文: 4358文字)

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