計7年の長期政権に幕。相馬体制の終焉②/不安定なバイオリズム。チーム復帰の平戸太貴が初戦で体感した“ギャップ”【短期集中連載/シーズンレビュー2019】
昨季の4位からJ1昇格を目指した2019シーズン。通算7年目を迎えた相馬直樹監督は、これまでとは一線を画すチーム作りで目標達成を目指した。しかし、結果は最終節での自力残留で18位フィニッシュ。「望んでいた結果」(増田卓也)には到達できなかった。そして、シーズン終了直後、相馬監督が退任し、来季はランコ・ポポヴィッチ監督の下、「3年以内でのJ1を目指せるチーム作り」(唐井直GM)を目指すことになった。第二次政権6年目で幕を閉じた相馬体制にピリオドが打たれるまでの過程とは。複数回に分けて掲載する。
新たなトライを機能させる上で、戸高弘貴は前半戦のキーマンだった
▼新たなトライとマッチしないチーム編成
3月を2連勝で終え、チームはそこからさらなる上昇気流に乗るかと思われた。しかし、シーズンを通して、結局連勝は3月下旬の一度だけ。安定して勝ち点を積み上げ、連勝街道もなければ、J1昇格という目標達成はおぼつかない。
(残り 3203文字/全文: 3607文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ