「ゼルビアTimes」郡司聡

“野津田決戦”を前に。柏サポーター・みゃ長さんにいろいろ聞いてみた【★期間限定無料公開】

自力での残留を目指す町田と、J1復帰・J2優勝を狙う柏が激突する11月16日の“野津田決戦”。そんなビッグマッチを前に、他クラブのサポーター文化を学ぼうと、柏サポーターのみゃ長へ直撃インタビューを試みた。聞き手/郡司聡

◼︎みゃ長
――J1昇格を目前に控えた心境は?
「正直言って、カッコつけなしに、めっちゃうれしいです。ただそこは通過点。来季はJ1で暴れなければいけないので。オレたちは『柏から世界へ』というクラブスローガンを掲げている以上、そこを目標にしていきたいからね。もし土曜日にJ1昇格が決まれば、めちゃめちゃ、はしゃぐよ(笑)」

 

――久しぶりにJ2というカテゴリーを戦うことになりましたが、率直にいかがでしたか?
「北は山形、南は九州、沖縄まで行かせていただいて、サポーターの方々も温かく迎えていただき、ありがたかったね。アウェイの各地で良い人たちに出会ったからこそ、どのチームもJ1を、J1のタイトルを目指してほしい。各都道府県にJリーグチームはあるので、J1を目指さないと、もったいない気がするよ。そのほうがサッカー界は盛り上がるからね」

 

――柏のサポーターが野津田に来るのは初めての方が多いと思うのですが……。
「オレはね、何回か行ってんのよ。仙石廉が岡山でプレーしていた時と、熊本で菅沼実がプレーしていた時に、新しくなったスタジアムに行ったよ。だから今回が3回目かな」

 

――感想はいかがでしたか?
「正直に言っていい? 遠いよ。でもスタジアム全体の雰囲気はすごく良かったね。売店もたくさん並んでいたし。あとは周辺にコンビニがないのは痛い。全国津々浦々のコンビニで買う『ペヤング』で食事を済ませているオレがよ。全部カップ焼きそばだよ、一番腹持ちがいいや(笑)」

 

――ちなみに柏サポーターのポリシーを聞かせてください。以前は“一流のB級どころ”を狙っていると聞きましたが……。
「今は違うな。今は『柏から世界へ』だな。目指すはアジアの頂点。選手、フロント、サポーターが同じ考えじゃないと、そこは目指せないからね」

 

――町田サポーターにメッセージはありますか?
「今日のところは、負けて。でもホーム最終戦なんだよね。いや、申し訳ないけど、負けて」

 

――最後に、何か言い残したことはありますか?
「言い残したことばっかりだけどさ(笑)、今年はラグビーの年になりそうだし、もっとサッカーも頑張らないとな。たしかにプロスポーツのトップはプロ野球かもしれないけど、全国にこれだけサッカークラブがあるのに、どのスポーツ番組を見ても、トップに野球が来て、次にラグビー、卓球……、下手すらサッカーはテロップだけの時もあるからなー。それじゃいかん。みんなで盛り上げていかないと。新しい国立競技場もできるしさ」

 

――お忙しいのに、ありがとうございました!
「また何かあったら、頼むよ。出たがりだからさ(笑)」

 

11.24(日)、J2最終節・京都戦後、大忘年会があるそうです

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ