大谷尚輝/光と影の金沢戦。同点ゴールの裏に隠された悔恨【小野路便り】
▼瞬時の判断と出て行く力
その瞬間、もう無意識に体が動いていた。そう言っては、大げさだろうか。
前節・ツエーゲン金沢戦の64分だった。左サイドで平戸太貴、杉森考起の間でボールが行き交う中、無我夢中で右サイドを駆け上がっていた。相手DF3人を引きつけた杉森からパスがくる。相手が寄せてくる中でも、冷静にワントラップから右足を射抜く時間は十分にあった。
(残り 1321文字/全文: 1493文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ