【短期集中連載】ゼルビア・ブルーの戦士たち・それぞれの2016シーズン/第1回・FW 30 中島 裕希『最高の1年、届かなかったあと一歩』
選手の数だけ物語があるーー。J2復帰初年度を7位で終えた2016シーズン。“ゼルビア・ブルー”の戦士たちは、いかなる足跡を刻んできたのか。それぞれの選手の、それぞれの2016シーズンを振り返る短期集中連載。第1回はFWの軸として、最前線でチームをけん引した中島裕希にフォーカスする。
▼キャリアハイ更新の秘密
昨年12月、JPFAトライアウトに参加した中島裕希は、かつてモンテディオ山形でヘッドコーチとして指導を受けていた相馬直樹監督が率いるFC町田ゼルビアへ加入した。指揮官が現役時代の折には、鹿島アントラーズでともに汗を流し、まだ新卒ルーキーだった中島はW杯戦士でもあった“相馬選手”に一目置くなど、若手選手が気軽に声をかけられる環境ではなかった。
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