「ゼルビアTimes」郡司聡

【★無料公開】【私信】5年ぶりのアウェイ・水戸ホーリーホック戦に寄せて

▼4年前の記憶、ある横断幕のメッセージ

思えば4年前の2012年。敵地での水戸戦は、シーズン最後のアウェイゲーム。そしてシーズン終了まで、あと2試合の段階で迎えたゲームでした。当時の町田はJ2残留争いの真っ只中。是が非でも勝ち点3が欲しい試合を前に、町田サポーターはある横断幕を掲げて、スタジアムに入る選手バスを出迎えました。

「苦しい時に支えられることがうれしい。俺達もそうやって生きてきた」

この横断幕の言葉は、当時のエース・勝又慶典選手(現・AC長野パルセイロ)のメディアに載ったコメントからインスピレーションを得て考えられたと、当時のコールリーダーが発言していたのを聞きました。

「苦しいときに頼られることがうれしいし、その中で結果を出す。僕はそうやって生きてきた」

勝又選手のその言葉は、当時、『エル・ゴラッソ』の町田担当だった当方が、水戸戦のプレビューのコラムで使用した本人のコメントでした。1シーズン、チーム主将として苦闘するカツさん(親しみを込めて、あえてこう書きます)を取材してきた過程で、出てきたアツい言葉が使われたことに、胸を熱くしたことをいまでもハッキリと覚えています。

しかし、その水戸戦の結果は1-1の引き分け。「首の皮一枚つながった」と水戸戦でキャプテンマークを巻いた田代真一選手(現・モンテディオ山形)が話したように、最終節・湘南ベルマーレ戦に望みをつなぐ勝ち点1を手にしましたが、シーズンの結果は周知のとおりです。

現在、J2・4位と奮闘する“相馬ゼルビア”には直接的に関係する話ではありませんでしたが、当時、町田サポーターの方々へ感謝の気持ちを綴る機会がありませんでしたので、この場を借りて、いまさらですが、当時の御礼を申し上げます。その節は本当にありがとうございました。

2016年6月11日(土) 郡司 聡(町田日和編集長)

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