【サッカー人気4位】昨季の悔しさを一撃に込める。【J3第5節 FC大阪戦 レビ…

横浜本牧フットボールマニアックス

あれから僕は……。冨士田康人の場合

2025年3月12日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

あの日、彼は平常心だった。客観的に細かく終わったばかりの試合を分析、言語化をしていく。冨士田康人はいつもと変わらない取材対応だった。

あれからいくつかの時が過ぎた。

「まだ3年目だし監督も3人しか経験していないし、普通がこうとかまだ言える年でもないですけど、新しいなと思いましたね。初日からゲームをしたのは驚きましたし、初日からサッカーの話をしていて、こうなったらこうなる、ここが空くからここに人がいる、その人が次にこうプレーするからとか、自分がプロに入って一番はっきりしていて、チームで共有できているのでやっていて楽しいですね」

まだ3年目、大学を卒業して2つ年を重ねた年齢である。それでいて、この落ち着きよう。あの日、試合終了の笛が鳴った時もそうだった。

(残り 2058文字/全文: 2412文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »