「14年間本当にありがとうございました」小島秀仁、引退【YS移籍情報】
J3で戦った試合数は、36。横浜で過ごした2年間は、ケガで苦しんだ。ピッチの中央でどっしりと構え、攻守のバランスを取り続けた彼。時にはゴール前まで迫り、得点を奪おうとしていた。
Y.S.C.C.横浜は、小島秀仁の現役引退を発表した。
「14年間本当にありがとうございました」。
始まりは2011年の浦和から。終わりは2024年、Y.S.C.C.。最後の時を、共に過ごせたことを誇りに思う。
▼本当に感謝しています。ありがとうございました
#30 小島秀仁
今シーズンをもって、現役を引退することを決意しました。
私のサッカー選手としての大きな夢は達成できませんでした。ただ14年間プロサッカー選手としてプレーできた時間は、自分にとってかけがえのない時間でした。この14年間関わったたくさんの方々、そして所属した5チームは一生忘れることのない、そしてこれからはサポーターとして応援していくクラブです。
”夢”への最初のチャンスをくれた日本一のクラブ『浦和レッドダイヤモンズ』
”難しさ”を実感させてもらったクラブ『徳島ヴォルティス』
”幸せ”を再確認させてもらったクラブ『愛媛FC』
”責任”を一番感じたクラブ『ジェフユナイテッド市原・千葉』
”現実”を見せられたクラブ『Y.S.C.C.横浜』
そして5チームで出会ったファン、サポーターの方々
時に厳しい声でぶつかり、苦しい時には支えてくれ、勝利の喜びを一緒に感じ、思い出を一緒に作り感じられたことは、僕の宝物です。サポーターからの言葉で何度も救われました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
ここでは伝えきれないことが多いので、お世話になっている方々、仲間、親友、両親、そして1番近くで支えてくれた家族には直接感謝を伝えさせて頂きたいです。
最後にサッカーとは離れ、違う道を歩みます。いつかサッカーに恩返しできるような人間に成長してきます。
14年間本当にありがとうございました。