福田翔生、5年目の初ゴール。松井大輔と中里崇宏の助言【J3第2節・vs鳥取】[レビュー]
2023年3月11日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
- RESULT -
明治安田生命J3リーグ第2節
Y.S.C.C.横浜 1―3 ガイナーレ鳥取
2023年3月11日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場:1,509人
[得点]
12′ YS 福田翔生
58′ 鳥取 小澤秀充
59′ 鳥取 田村亮介
70′ 鳥取 石井光輝
▼続けてきた証
「5年目になってやっと決めれたので泣きそうでした。これまでめちゃくちゃ苦しい思いをしたので、やっと報われたじゃないですけど。満足はしているわけじゃなくてプロとしての一歩を、スタートを踏み出せたと思います」
福田翔生が少し照れ臭そうに振り返る。キャリア5年目、待望のJ初ゴールである。
前半12分、Y.S.C.C.が先制した。第2節のスタメンは開幕戦と同じ。平均年齢25歳の若い彼らが、結果を出した。
「中央をしっかり締めながら相手の前線の選手に入った時にボールを奪うことは狙い通りで、前半はゲームプラン通りだったと思います」
星川監督はそう前半を総括する。だが、少し気になることがあった。
「相手はグループも個人でもうまいので、もう少し高い位置でプレーをしたかったんですけども、どうしてもボールを取る位置が少し後ろになってしまった」
松井大輔も同じことを思っていた。
「下がってしまうのでもっと仕掛けていかないといけない。もっと前から、もう1点獲るんだという気持ちが必要」
中里崇宏も同じことを思っていた。
「前半は点を獲った後に引き過ぎたかなという感じがしたので、引かないでもう1点獲るぐらい前からいったほうが良かったんじゃないかなと。あれだけ引かされてボールを動かされると、残り2、30分でどうしても足が止まってきてしまう」
同じことを考えていた2人は、準備を始めていた。
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