山本凌太郎「毎年毎年いろんな場面でもがいてきたから今の自分がある」水面上に現れたもの【J3第29節・vs今治】[コメント]
2022年10月12日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
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明治安田生命J3リーグ第29節
Y.S.C.C.横浜 ― FC今治
2022年10月15日(土)13:00
ニッパツ三ツ沢球技場
Y.S.C.C.横浜
18位:5勝3分20敗 勝点:18 得失:-40(18-58)
FC今治
6位:16勝5分7敗 勝点:53 得失:16(45-29)
▼6月15日 → 10月12日
毎度恒例の練習後のインタビュー。山本凌太郎をご指名したのは、6月15日だった。
参照:山本凌太郎「もっとレベルの高いものを求められている」水面下で取り組んでいたこと【J3第13節・vs鹿児島】[コメント]
あれから4ヶ月が過ぎた10月12日、また山本凌太郎をご指名する。
これはひとりの青年の物語である。
▼思いっきり自信を持って
#21 山本凌太郎
――ちょっと前に3試合連続スタメン、4試合連続スタメンとおっしゃられていましたけど、今も数えていますか?
山本 もう数えてないです、わからなくなりました。やっとこの立場まで来ましたという感じですね。毎年毎年いろんな場面でもがいてきたから、今の自分があると思っています。
――ケガをしない、そこが一番大きい。取り組んできたことが、しっかり出ていますね。
山本 間違いないです、そこはあります。最近「姿勢が良くなったね」っていろんな人に言われるんですよ。さっき、アキさん(吉田明生)にも言われましたし。走っている時とか歩いている時とかも、ボールをもらう時も姿勢が良いと言われていて、自分でも試合中の写真を見ても確かに良いなと思いますし。変な痛みとかもでない。そういうところを続けてやってきてやっとそういう身体になったというか、ようやく良くなってきたと思います。
今まで持っていたものが全開放された感じがありますし、敬さん(星川敬監督)が来て自分のやりたいこともできるようになったし、全部が良い方向に行っています。
――アンカーというポジションも板についてきていると思います。前のポジションでやりたいと思いながらも。
山本 正直、アンカーとしての成長を楽しんでいる自分もいますね、前をやりたいと言いつつも(笑)。試合に出ることの楽しさとか、自分が中心になってというところが刺激的ですし。欲を言えば点を獲れる位置まで駆け上がっていきたいんですけど、後ろに行くなと止められて「ああ~」ってなるところもあるんですけど(笑)。でも、楽しさの方が大きいですね。
――でも、前でやりたい気持ちも見せ続けている。ドリブルで仕掛けてますしね。
山本 アピールは忘れてないです(笑)。
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