横浜本牧フットボールマニアックス

攻め込まれたのではなく引き込んだ。宗近慧と古宿理久がその真相を語る【J3第1節・vs岐阜】

2022年3月12日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

- RESULT -

2022明治安田生命J3リーグ第1節
Y.S.C.C.横浜 0―0 FC岐阜
2022年3月12日(土)13:00
ニッパツ三ツ沢球技場:2,152人

[得点]
なし

▼攻め込まれた、のではなく、引き込む。

スタジアムの前には、キッチンカーがずらり。どれにしようかなと迷っている人たちもいれば、その横でキックターゲットを楽しむ子どもたちもいる。その光景をうれしそうに見ている運営スタッフさんに「ビールが飲みたいです」と声をかけ、笑い合った。

緑の芝に映える、ボネーラの水色は新鮮。それを纏う選手も新鮮である。仲田建二監督は「練習試合も練習もがんばってくれていて調子も良かったですし、自信を持って」彼らを送り出した。

観衆は2,152人。誰もがこの日を待っていた。Y.S.C.C.の2022年がスタートである。

序盤から岐阜が攻めてくる。でも、それは想定済み。最終ラインの中央にいる宗近慧は、藤原拓也と橋本恭輔と共にブロックを作る。

「人が変わると特徴も変わりますので多少気を使ってやっていますけども、能力は高い2人ですので任せながらカバーをしながら、お互い良い関係でできている」

宗近の両脇は新加入。その3バックが岐阜の猛攻を跳ね返していく。「攻め込まれたというよりも」という宗近たちは、意図的にそうしていた。

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