横浜本牧フットボールマニアックス

監督にレッドカード。それでもやることは変わらない、戦い続けたYS【J3第24節・vs秋田】

2019年9月29日 秋田
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

2019明治安田生命J3リーグ 第24節
ブラウブリッツ秋田 2―0 Y.S.C.C.横浜
2019年9月29日(日) ソユースタジアム 入場者数:2,925人

[得点]
12′ 秋田 久富賢
41′ 秋田 中村亮太

▼監督もカードの対象になる新ルール

後半が始まると、ベンチ前には武田GKコーチが立っていた。前半を終えた時、審判が急にレッドカードを提示。シュタルフ監督は退場となっていた。

監督もカードの対象になる、という新たなルールができた。この秋田戦で『侮辱』でレッドカードを受けたシュタルフ監督は、第22節のC大阪U-23戦で『異議』でイエローカードを受けている。

プレーをしていない監督は、主に言動や態度がカードの対象になってしまう。となれば審判と一切しゃべらない、関わらない方が賢いというおかしな方向に行きかねない。ピッチ上にいる選手とピッチ外にいる監督は立場が異なる。その異なる立場を裁くには、選手とは異なる見方が必要となってくる。監督が退場した、それは事実として残る。シュタルフ監督に対しての批判も起これば、審判に対する批判も避けられない今、そのことを考えなければいけない。それは審判を守るためでもあり、監督やコーチなどベンチを守ることでもある。

そしてもうひとつ、忘れてはいけないことがある。それでもやることは変わらない、と戦い続けた選手たちだ。YSは2点を追いかけ続け、秋田の攻撃を抑え続けた。結果は2-0の敗戦。だが、後半は0失点で抑えきった。

連勝は2で止まった。それでも彼らは変わらず戦い続ける。何が起きても。

▼不用意な形で失点

武田幸生 GKコーチ

ある程度対策をしてこの試合に挑みましたが、前半に不用意なミスと秋田さんの素晴らしい攻撃を攻略することができず不用意な形で失点をしてしまいました.

後半は修正して挑みましたが、残念ながら点を取り返すことができず終わってしまった印象です。

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