横浜本牧フットボールマニアックス

「監督の分まで頑張ろう」三枝寛和監督代行、「勝ち点を取り返しに行く」シュタルフ悠紀リヒャルト監督【J3第20節・vs熊本】

2019年8月8日 横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

次節の相手は、現在2位のロアッソ熊本。6試合勝利がないなか、引き分けた相手である。あの日、取りこぼした勝ち点を取り返しに行く。シュタルフ監督のその想いを受け継いだ選手たちは監督の分まで戦うことを誓い、ベンチは『チーム・シュタルフ』として一つになっていた。

シュタルフ監督、2試合のベンチ入り停止処分。この逆境が彼らを強くする。そしてこの試練を乗り越えた時、彼らはまた大きな成長をする。

▼NEXT MATCH
明治安田生命J3リーグ 第20節
ロアッソ熊本 ― Y.S.C.C.横浜
2019年8月10日(土)19:00 えがお健康スタジアム

 

▼彼の分まで

三枝寛和 監督代行

監督がベンチにいないことは前回もやりましたので、もう気にはなっていないですね。こういうことがあってはいけないことでしょうが、彼がいないことで逆に彼の分まで頑張ろうとチームが一丸となっています。経験という部分ではプラスになる部分もたくさんあると思います。

熊本との前回の対戦は引き分けでしたが、引き分けにできたこと自体がチームが持っている力を最大限に出した結果だと思います。私は映像分析を担当していて全チームを見てますが、熊本はパッと見ただけで強いと思ったチームのひとつです。次もまた引き分けれるかといったら、そう簡単にはいかない相手ですね。ですが、前回よりも内容も結果も上、という目標でやっています。勝ちを出せるように、勝っていいオフを過ごせるように頑張りたいと思います。

 

▼取り返しに行く

シュタルフ悠紀リヒャルト 監督

J2から来たチームでいい選手もそろっていていいサッカーをしている強豪ですけど、前期は結果こそはドローでしたけども勝てた試合だと思っています。感覚としては勝ち点2を取りこぼした試合でしたので、それを取り返しに行くという意気込みですね。

今回もベンチには入れませんが、そのことを無駄にするわけにはいかないと思っています。前回の群馬戦もスタンドからいつもとは違った視点で見ることで、自分のイメージが確信に変わる部分もあれば新しい発見もありました。そのことを今週のトレーニングに生かしたつもりです。今自分にできる最善を尽くして、テクニカルスタッフを支える側として勝利に貢献したいと思います。

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