「シーズンオフ恒例のトップ選手スクール訪問がスタート！」【HHレポート】※無料記事

2024年11月15日 6時30分　
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タグ : pickup • 水戸ホーリーホック

【写真　米村優子】

シーズンオフ恒例となっている選手達のスクール訪問が11月13日、今季もいよいよスタートしました。
秋晴れに恵まれた中、本日は水戸とひたちなかの2ヶ所で実施され、ひたちなか校の幼児クラスは中島大嘉選手、小学1、2年クラスは石井隼太選手、テクニッククラスは黒川淳史選手、アドヴァンスクラスには安藤瑞季選手が参加しました。

【写真　米村優子】

まだサッカーを始めたばかりのスクール生達を担当した中島選手と石井選手は、ひたすらボールを追いかけたり、蹴ったりすることに無我夢中な園児や低学年の小学生達とミニゲームなどを通じて交流。
選手達がアシストして、ちびっ子スクール生らがゴールやナイスプレーを決めた際など、笑顔でハイタッチをする姿がたくさん見られました。
最後の挨拶で、石井選手が「今日、楽しかった？」と尋ね、「ハーイ！」と元気の良い声とともに全員の手が挙がると、「サッカーは楽しいから、この楽しい気持ちを忘れないで、これからも頑張ってください」と伝えていました。
中島選手は「楽しく、程よく適当に、サッカーを頑張って欲しいなと思います」と締め括りました。

【写真　米村優子】

そして、夜が更けてから始まったのは、ワンランク上のサッカーを目指すスクール生達のクラス。
黒川淳史選手は、「ライバルに差をつけろ！」を合言葉に、やる気に満ちた選手やもっと上手くなりたい選手などが「個」を磨くテクニッククラスで、自身の持ち味である華麗な足技を伝授。
スパイクを履いて本気モードで登場した安藤瑞季選手は、小学、中学年代に必要な技術戦術の習得を目指し、中学年代に活躍できるタレント育成を目的とした最上位部門アドヴァンスクラスで、9対9のゲーム形式に参加し、積極的にボールを要求して持ち味を発揮することの大切さを説いていました。

【写真　米村優子】

終了後、黒川選手は「まずはサッカーを楽しむことが大事。今、このピッチでサッカーが出来ることは当たり前ではありません。親御さんやコーチに感謝を伝えるためにも、スクールの時間は一生懸命にサッカーをやること。今日がダメでも、一生懸命やっていることで1年後とかに上手くなっている一つになる。まずは無我夢中にサッカーを楽しんで下さい」と話し、安藤選手は「今日はめっちゃ楽しかったです。いつもサッカーをしていますが、こんな風に純粋に楽しめたことは大事。みんなもこの楽しかった気持ちをずっと続けて欲しいです。もし、なくしてしまった時は友達の顔を思い出して、また強くなれたらそれも成長の証。挫けた時は仲間の顔を思い出して、強くなって、サッカーをまた楽しんで下さい」とエールを送っていました。
選手達は、サッカーを純粋に楽しむスクール生達の姿を通じて、初心を忘れないことの大切さを改めて実感していました。

【写真　米村優子】

一方、スクール生達はプロの技や言葉に刺激を受けたようで、黒川選手とミニゲームで対戦したテクニッククラスの田村啓斗選手（小学3年）は「黒川選手はとてもドリブルが上手かったです。僕達にもドリブルやエラシコの足技を教えてくれました。いつか安藤選手やホーリーホックのFWの選手みたいなサッカー選手になりたいです」と話していました。

※テクニッククラスの田村啓斗選手（小学3年）

【写真　米村優子】

ジュニアユースに加入内定しているアドヴァンスクラスの髙橋龍大選手（小学6年）は、センターバックとして安藤選手とマッチアップしました。
「やはりプロは上手いなと感じました。安藤選手は自分がフリーな時にしっかり声を出して、スペースを見つけて、ボールを貰って、そこからどう攻めるか考えていました。自分も見習いたいと思います。3年間あるジュニアユースでスタメンをしっかり取って、次はユースへの加入を目指したいです」と意気込んでいました。

※アドヴァンスクラスの髙橋龍大選手（小学6年）

【写真　米村優子】

リフレッシュしながらサッカーを満喫する選手達のスクール訪問は、11月末まで実施されます。

【写真　米村優子】