J2第31節栃木SC戦　「逆転勝利で北関東王者奪還！　流れを劇的に変えたハーフタイムの4枚交代。大胆な采配を生み出した確かな分析とサポーター1300人の熱量」【レビュー】

2024年09月17日 17時00分　
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【写真　水戸ホーリーホック】

ペナルティエリア幅で勝負

雷雨の影響により、後半開始前に試合は中断。バケツをひっくり返したかのような雨と轟音とともに光を発する雷がやむのを待った。そして、約1時間が経った21時15分、25分後に試合再開するというアナウンスが場内に流れた。

水捌け作業が終わると、水戸のスタッフ陣はピッチのあらゆるところでボールを転がし、ピッチコンディションを確認。森直樹監督に「ペナルティエリア幅ぐらいしかボールが動かない」ことが報告されると、監督・スタッフ陣で話し合い、すでに後半開始から2人交代することが決まっていたが、さらに2人を交代して、システムを2トップに変更することを決断。「ボールが動くペナルティエリア幅で勝負をしようと思って、2トップという形にして、セカンドボールを拾いやすいようにしました」。後半開始から4人を交代するという大胆な策が試合の流れを劇的に変えることとなった。

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